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携帯電話と脳腫瘍リスク

  以前より、携帯電話による通話と発がんのリスクについて指摘されており、様々な研究が行われて
  おりますが、現在でも明確な関連性は示されておりません。

  2011年に世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、携帯電話の高周波・電磁波に
  より悪性脳腫瘍であるグリオーマの発がんリスクについて、過去の調査を評価し、「発がん性が疑わ
  れる」というグループ2Bに分類すると発表しております。

  同機関が携帯電話の電磁波による脳腫瘍リスクの可能性について認めたのは初めてだったそうです
  が、限定的となっておりリスクの“可能性”に留まっております。

  そんな中、先日フランス・ボルドーの公共衛生研究所が、携帯電話で1日平均30分以上の通話を5年
  間続けると、携帯電話の通話利用が少ない人より脳腫瘍の発生リスクが2倍から3倍に増えるという
  調査結果を発表しました。
  同研究所の博士は、「脳腫瘍の発生率上昇は、携帯電話を最も頻繁に使用する人だけに観察された」
  と強調しているようです。

  同発表についても傾向が認められたという範囲に留まっておりますが、携帯電話の電磁波による影響
  は少なからずありそうです。

  日本の国立がんセンターにおいても、十分な関連性が示されているとは言えないとしながらも、慎重に
  調査を進めていく必要があり、過度の携帯電話による通話は避けた方がいいという見解です。

     「携帯にマーキス」 あります

 

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