年末年始のインフルエンザ患者数 約139万人
厚生労働省は、2014年12月29日から2015年1月4日の間のインフルエンザの発生状況を公表しました。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関を、この1週間にインフルエンザ
で受診した患者数は、推定139万人になるようです。
前週よりも約1万人増加していますが、倍増ペースで増えていた伸び率は鈍化しており、1定点当たり
の患者数は、前週の26.63人から21.46人に減少しました。
この1週間で定点当たりの患者数が最も多かった都道府県は、沖縄県となっており、前週より倍増して
おります。
続いて多い都道府県は、福岡県、滋賀県、岐阜県、秋田県、香川県、岩手県、長崎県、大分県、福島県、
愛知県の順となっており、九州地区が目立ちます。
24県で前週の報告数より増加がみられ、23都道府県で減少となっております。
保健所単位で出され、インフルエンザ流行レベルを表す「警報」、「注意報」の発生状況は、警報レベル
を超えているのは192箇所で、注意報レベルを超えているのは183箇所となっているようです。
年齢別では、20代が一番多く約25万人、次いで30代が約21万人、40代が約19万人となっており、
20代から40代の患者数が他の年代のおよそ倍となっております。
2014年9月からの累計の推計受診者数は、約418万人となっております。
感染拡大はいったん鈍化しておりますが、会社や学校が始まっていますので、増加する可能性が
大きくあります。
☆感染予防をしっかり行いましょう。 ☆
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