インフルエンザ患者数 また増加
厚生労働省は、2015年1月5日から2015年1月11日の1週間のインフルエンザの発生状況を公表しました。
この1週間にインフルエンザで受診した患者数は、前週の約139万人から約206万人に増え、前週に
鈍化した伸び率が、再び急増しているようです。
厚生労働省は、全国の医療機関においてインフルエンザの定点観測をしており、この結果をもとに患者
数を推計しています。
この定点観測による1定点当たりの患者数は、前週21.46人で一旦減少したものの、この週では33.28
人となり増加したようです。
今回最も流行した都道府県は宮崎県であり、1定点当たり76.42人となっております。前週は25.49人
でしたので、約3倍増加したことになります。
続いて多い都道府県は、前週最も多かった沖縄県で、引き続き流行しております。その後に熊本県、福
岡県、長崎県、佐賀県、大分県、静岡県、愛知県と続いており、さらに九州地区が集中しているようです。
42都府県で前週の報告数より増加がみられ、5道県で減少がみられました。
保健所単位では、警報レベルを超えているのは339箇所で、注意報レベルを超えているのは208箇所
となっています。
年齢別では、引き続き20代が一番多く約30万人、その後30代が約28万人、40代が約26万人の順
となっています。0から4歳児、5から9歳児でも、それぞれ約20万人に上るようです。
2014年9月からの累計の推計受診者数は、約624万人となっております。
今後も拡大傾向が続くと思われます。
引き続き予防対策をしっかり行いましょう。
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