感染症の経路はさまざま
インフルエンザの感染経路として考えられるのは、飛沫感染、空気感染、接触感染の3つの
経路が考えられます。
一般的な感覚においては、感染経路の頻度確立の意識調査をすると、多くの人が飛沫感染の
確立が一番高いと考えています。
空気感染と接触感染については、感覚的に同じようなパーセントで低めに考えています。
そのため、予防対策としてマスクをしている方が多いように感じます。
しかし、3つの感染経路がどの程度の割合で起きているかについては、はっきりしたデータ
はありません。
さまざまな意見があるようで、感染の大半は飛沫感染と接触感染であり、空気感染は重要で
ないという意見や、逆に空気感染もかなりの割合で起きているという意見など、大きく見方
が分かれているようです。
その根拠は、さまざまな感染事例から推測されていますが、その間の人の動きなどを勘案し
なくてはならないので、確実な結論には至っていません。
接触感染については、インフルエンザウイルスの生存に関するデータがあり、透過性のない
金属やプラスチックなどの表面に付着した場合、24~48時間生存することを確認しており、
透過性のある布や紙、ティッシュでも8~12時間生存し続けられるということから、それを
触った手を介して口から体内に入り感染する可能性を指摘しています。
インフルエンザウイルスは、表面にたんぱく質のトゲがあり、人の口から入り、喉の上皮細胞
にくっ付き、細胞の中で増殖し始めます。
増殖の仕方は急激で、1個のウイルスが1日に1万個にもなるということです。
どの感染経路にしても、口を通してウイルスが体内に侵入することが圧倒的ですので、
想定できる予防対策が必要ということになります。
予防には、手洗い・うがい・マスクというように、接触するものの消毒もリスクを減らす手立て
です。
電話しょうどくは、消毒剤で消毒したときだけでなく、医薬品である消毒薬を取り付けることで、
1ヶ月間消毒されている状態が継続します。
ぜひ、感染症のリスク軽減に、電話しょうどくも。
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