インフルエンザの流行はこれから
12月後半から非常に暖かい日が続いているためか、今シーズンはインフルエンザの流行入りが発表
されていません。
例年は12月頃に発表されていますので、毎年必ず流行すると仮定すれば、かなり遅れています。
国立感染症研究所の発表によりますと、昨年12月14日から20日の1週間で受診したインフイルエンザ
の患者は、全国およそ5,000の医療機関からの報告数を集計すると、1医療機関当たり0.46人と
なっています。
前週は0.34人でしたので、増加はしていますが、流行入りの目安となる「1」を大きく下回っています。
都道府県別でみると、定点当たり患者数が1を超えているのは、秋田県(3.41)、北海道(1.54)、
新潟県(1.26)、福島県(1.14)、沖縄県(1.00)の5県だけです。
定点当たりの患者報告数が1番多いのは北海道(348)で、次に東京都(231)が続いています。
ただし、学校におけるインフルエンザ様疾患発生状況をみると、学級閉鎖となっている数が、前週
と比較して2.5倍弱に増加しており、やはり学校生活においては感染が拡大しやすいので、安心は
できません。
インフルエンザウイルスの型をみると、A型の患者数が多いようです。
今週後半から寒くなってきており、例年流行のピークは2月頃となっていますので、手洗い、うがい、
マスクなどで、予防をしっかり行いましょう。
感染症予防に電話しょうどくもプラスαしましょう。
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