インフルエンザが猛威をふるい始める
周りの学校では、インフルエンザに感染発症した子供が続出、学級閉鎖が相次いでおり、
インフルエンザが猛威をふるっています。
厚生労働省の発表でも、平成28年第1週(1月4日から1月10日)のインフルエンザの
定点(全国に約5,000ヶ所)当たり報告数が2.02となり、流行開始目安の1.00を上回
ったことから、流行シーズンに入ったとしました。
例年は、前年末の頃に流行入りしますので、今シーズンは遅い流行入りとなっています。
そして、第2週(1月11日~17日)における定点当たり報告数は4.11となり、前週より
いっきに倍増しており、週ごとに倍々のペースで増加しています。
第2週あたりから急に寒くなり、乾燥した日が続いて、また学校も本格的に始まりましたので、
急増していると想像できます。
都道府県別では、沖縄県(12.22)が最も多く、次に新潟県(11.80)、秋田県(8.94)、
北海道(7.21)、青森県(7.21)と続いています。
全国の保健所地域でみますと、警報レベルの30を超えているところが2箇所あり、注意報レベル
を超えているのは29箇所となっているようです。
この1週間に全国の医療機関を受診した患者数は、推定約23万人に上り、年齢別では5~9歳
が約4万人で最多ということです。
ちょうど幼稚園から小学校低学年ぐらいの子供が多いことがうかがえます。
インフルエンザウイルスは、たった1個のウイルスが体内に入ると、1日で1万個にも増殖する
といわれています。
家族の誰かが感染すると、他の家族にも感染する確立が非常に高くなります。
同じように、会社内のスタッフがウイルスを社内に持ち込めば、感染のリスクは非常に高くなり
ます。
予防の基本は、手洗い・うがい・マスクです。
電話しょうどく・パソコンしょうどくも感染症予防対策の1つです。
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