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冬の感染症 これからです
松山市(愛媛県)の病院で、インフルエンザの集団感染が発生し、その中で3名の患者が亡くな
ったそうです。
24名の入院患者と、10名の病院職員を合わせて34名がインフルエンザに感染し、亡くなっ
た方は、その入院患者で51歳と88歳、99歳の3名です。
国立感染症研究所によりますと、今期のインフルエンザの患者数は、この10年では2番目に多
くなっています。
1月8日までの1週間の定点当りの全国患者報告数は10.58となり、増加傾向にあります。
都道府県別では、岐阜県が一番多く、次いで秋田県、愛知県、沖縄県、茨城県と続いています。
警報レベルを超えている保健所地域は19箇所になっています。
この1週間で全国の医療機関を受診した患者数は、推計約81万人に上るということです。
インフルエンザの流行は、例年今からがピークとなるため、今後も感染者の増加が見込まれます。
逆に、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者は減少傾向となっており、国立感染症研究所
の報告によりますと、前週病院を訪れた患者数は、前週と比較して、半減しています。
しかし、いまだに感染性胃腸炎の集団感染が多く見受けられ、集団食中毒が増加してくるのも
1月以降のため、まだまだ注意が必要です。
感染のしくみを理解して、予防をしっかり行い、気をつけましょう。
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