2014年4月
細菌とウイルス
細菌とウイルスの大きな違いは、自分の力で増殖できるかどうかです。
細菌は、生物としてDNAとRNAの両方の遺伝子を持ち、感染したものから栄養をもらってエネルギー
を自ら作り、細胞分裂して増殖します。
ウイルスは、DNAかRNAのどちらかしか持っておらず細胞がなく、自分でエネルギーを作ることが
できません。そのため、別の生きた細胞に入り込んで、その細胞をだまして遺伝子を作らせ増殖して
いきます。だまされた細胞はウイルス生産工場となってしまうのです。これがいわゆるウイルス感染
です。
この機能の違いが、抗生物質の有効性に関係し、細菌には抗生物質が効きますが、ウイルスには
全く効果がありません。ウイルスが自らに栄養を取り込み成長、増殖することをしないからです。
ウイルスが感染する細胞は、ウイルスの種類によって異なり、人や動物の細胞に感染するものもあ
れば、植物に感染するものもあります。
ノロウイルスが人間だけに発症するというのは、このことが影響しているのかもしれません。
減らない結核
映画「風立ちぬ」(宮崎駿監督)のヒロイン菜穂子が苦しんだ結核は、幕末の志士、高杉晋作や新撰組、
沖田総司など歴史上の人物の命も多く奪っています。
結核は、患者のくしゃみや咳で飛散した結核菌を吸い込んで広がる感染症です。
1950年代には日本人の死因1位でした。その後、国を上げて取組んだおかげで、急速に患者数は減少
しましたが、近年でも新たな患者数は年約2万3000人、死者は年約2000人以上の上っています。
世界では、毎年880万人の患者が発生し、140万人の方が命を落としています。
結核は早期発見、治療が重要なのですが、最近は医師が結核と気付かない場合も多いそうです。
結核の典型的な症状は、2週間以上続く咳やたん、倦怠感、急な体重減、発熱などだそうですが、風邪に
似た症状でもあるため、見分けるのは簡単ではないようです。
予防ワクチンのBCGは6~8割の人にしか発症抑制効果がなく、また10~15年で効力を失うため、昔感染
した人が高齢になり免疫力が落ちて発症する場合もあるようです。
ほとんどの人は薬で回復しますが、高齢者や重症者、多剤耐性菌の感染者は死亡することがあるそうです。
結核は昔の病気と言われますが、患者数や死亡者数は、まだまだ高止まりの状況です。
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リンパと免疫力
最近、リンパに関係する記事をよく見かけます。リンパとは、リンパ管と、その中のリンパ液を指します。
リンパの役割は、一つが栄養や水分が毛細血管から細胞に供給された後に出る老廃物や余った水分を回収する
ことのようです。疲労物質が回収されるので、元気が復活します。
もう一つは、細菌や異物が侵入してきた際に、撃退する免疫の働きがあるようです。あのナチュラルキラー(NK)
細胞は、リンパ球の約2割を占めるそうです。
血液と同じように、リンパ液も流してやらないと役割が果たせないのですが、リンパ液は滞りやすく、筋肉を動かさ
ないと流れがスムーズいかないようです。
血液は心臓の強力なポンプがありますが、基本的にリンパは筋肉に刺激を与えることによって流れますので、
積極的に体を動かしましょう。ウォーキングなどが良いようです。運動ができない場合は、マッサージなどで刺激
をして、リンパの流れを作ってあげましょう。