2015年2月
男性の多いオフィスは・・・
最近は、スーパーや飲食店、宿泊施設でも出入口にアルコール消毒液を設置しているところが多く、
定着しています。
それだけ、細菌やウイルスに対しての意識が社会で高まったのだと思います。
ただし、消毒に対する意識は、どちらかというと男性よりも女性の方が高い気がします。
女性へのアンケート調査でも、調査対象者の約80%の女性が「自分はキレイ好きである」と回答しており、
「自分は清潔感がある」というアンケートでも、約83%の女性が「清潔感がある」と回答した調査結果が
あるように、総じて女性は清潔に敏感であることが伺えます。
そんな調査結果を裏付ける研究がされておりました。
アメリカで調査された研究結果で、女性が多いオフィスより男性が多いオフィスの方が、圧倒的に多くの
細菌がいることが分かりました。
調査を行ったのは、アメリカサンディエゴ州立大学の研究者で、調査対象は全米の90箇所のオフィスで、
男性が多いところ、女性が多いところなど様々です。
そこで採取した細菌を調査した結果、500種類以上の細菌が確認され、そのほとんどが人の肌や鼻、耳、
腸に存在する細菌でした。他にも衣服や靴かを介して外部より持ち込まれたものもあったようです。
また、もっとも細菌に汚染されていたのはイスと電話で、デスクトップやキーボードよりも汚染率
が高かったようです。
この調査を指揮したスコットケリー博士は次のように発表しています。
「男性が多いオフィスほど汚染されていることが判りました。」
「これは衛生面の気の使い方によって、オフィス内の汚染状況に違いが表れています。」
「女性に比べ、一般的に男性の方が頻繁に手洗いや歯磨きをせず、だらしない性質だといわれおり、
今回のような調査結果になったのも、男性の方が女性より衛生面に気を使わないことが原因だと
考えられます。」
実際に、駅のトイレでも用を足した後、手を洗わずに出て行く男性を良く見かけます。
人間には常在菌が必要で、病気から私たちを守ってくれていますが、必要のない細菌は寄せ付けたくない
ですね。
周りの人たちのために気をつけましょう。
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季節限定配合の1,8-シネオール
当社の電話消毒薬には、花粉症の季節に1,8-シネオールを配合しております。
使用している1,8-シネオールは、ユーカリの精油に含まれる芳香成分の一つで、花粉症の症状を
和らげる効果があるとされております。
人にはもともと体を守る免疫機能がありますが、この機能が働きすぎて花粉症を発症します。
本来は無害であるはずの花粉を、体に悪い異物と判断することで、くしゃみや鼻水で体の外に出す
よう体へ命令を下します。本来体を守るための機能がアレルギー症状に変わってしまうのです。
この免疫細胞の働きを整える作用が期待でき、また粘膜の炎症を抑える働きが、1,8-シネオール
にあるとされています。
さらに、タンを切るのに優れた作用があり、咳やぜん息、鼻づまりに効果を示し、花粉症の症状を和ら
げるのに役立つということです。
その他、細菌やウイルスの増殖を抑制したり、感染症予防の働きもあるようです。
1,8-シネオールを主成分とするユーカリ油は、日本薬局方に収載されている医薬品です。
局方第一版から収載され、また世界の多くの国々でも医薬品として認められています。
但し、1,8-シネオールの含有量が70%以上であることが規定されているようです。
ユーカリには殺菌、刺激、消炎作用があり、外傷、神経痛、筋肉疲労、炎症などへクリーム等に配合
されて用いられます。その他に、防腐、殺菌、駆風、駆虫剤にも用いられます。
もともとユーカリ油は、オーストラリアの原住民が家庭薬として愛用していたもので、アポリジニの伝統
的な伝染病、熱病の治療薬や、風邪、神経痛、筋肉痛等の万能薬として用いられていたようです。
こんなに優れもののユーカリ油の主成分1,8-シネオールを、電話消毒薬で手軽に実感してみませんか。
今は花粉症です。1,8-シネオールの心地よい香りが症状を和らげます。
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今は花粉です
今年は早いところでは2月上旬より花粉がすでに飛び始めているようです。
飛散量は、全国平均で平年の1割増、昨年より5割多いと予測されています。
最も飛散量が多い予測は、関東と東海地方となっており、東京都は昨年の2倍という予測です。
花粉症は、5人に1人が何らかの症状に悩まされているといい、国民病になっています。
その花粉症治療には、薬や手術による対症療法や根治療法などがありますが、当社では、花粉症対策
に鼻うがいを推奨しています。
鼻うがいは、コップ等に食塩をぬるま湯で溶かして、その食塩水を鼻から吸い込んで口から出すだけです。
鼻の中にこの食塩水を通すことで、鼻の粘膜に付いた花粉やウイルス、細菌、ハウスダストなどを洗い
流すことができ、詰まった鼻水も洗い流すことができます。
鼻が痛そうと思われるかもしれませんが、ポイントさえ踏まえれば痛くありません。
そのポイントは、ぬるま湯の温度を38~42度ぐらいにして、0.9%の塩分濃度(生理用食塩水と同じ
濃度であり、体液と同じ浸透圧)で液を作ることです。慣れてくれば、多少の痛みは気になりません。
すぐに慣れますし、やってみるととてもスッキリして気持ちがいいものです。
欧米では鼻洗浄はすでに普及しているようですが、日本で注目されるようになったのはここ5年ぐらいだ
そうです。
当社の社長は、40年ぐらい前にラジオで聞き知り、花粉症(昔は花粉症という名称はなかったようです)
を克服したそうです。
鼻うがいは風邪予防にも効果があります。医療にかかる前に鼻うがいを試してみてはいかがでしょうか。
電話消毒薬は、花粉症の軽減効果があるといわれております1,8シネオールを季節限定
で配合しております。
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日本は結核の中まん延国
結核は、かつては不治の病と恐れられ、患者の死亡率が高かったのですが、現在は薬によって治るよう
になりました。
ただ、今でも毎年2万人以上の新しい患者が発生し、年間2千人以上が亡くなっており、結核は古くて新
しい病気といわれております。
厚生労働省によると、2013年に新しく結核を発病した人は2万495人で、その中で2,084人の人が亡
くなっています。
日本の人口10万人あたりの罹患率は16.1人で、他の先進国と比較すると、アメリカの約5倍、カナダ
やドイツと比較しても約3倍も罹患率が高い状況です。
世界保健機関(WHO)の分類では、日本は中まん延国に該当します。
結核は結核菌という細菌が体の中に入り、増えることによって起こる病気です。
日本では、約8割が肺結核です。結核菌が肺の中で増えて炎症が起こり、その後肺組織が破壊されて
いき、呼吸困難になります。
感染経路は、結核を発病している人が咳やくしゃみをすることで、空気中に菌の混ざったしぶきが飛び
散り、その菌を周りの人が直接吸い込むことによって感染します。
ただし、吸い込まれた結核菌の大半は、鼻、のど、気管支などに付着し、体外に排出されるため感染し
ませんが、肺の一番奥まで侵入すると感染します。
また結核に感染しても必ず発病するわけではなく、通常は免疫力が結核菌を死滅させたり、封じ込め
たりして冬眠状態となり、一生発病しない場合も多いようです。
感染だけの状態では、周囲の人にうつす心配はないといわれています。
しかし、免疫力の弱い人は、半年から2年の内に発病することが多いとされています。
また免疫力が弱まり、冬眠状態であった結核菌が再び活動し始め、増殖が抑えきれなくなると発病し
てしまいます。
発病すると、他の人にうつす可能性が高くなります。
結核は風邪の症状に似ているため、受診が遅れる傾向があります。症状をよく見極めて、早期
受診を心掛けましょう。













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