ホーム>トピックス>トピックス

トピックス

シナモンマスクでインフルエンザ予防

  このほど、千葉大学医学部附属病院の和漢診療科長が香辛料のシナモンの成分を染み込ませた
  マスクを開発したことが、日経新聞に掲載されておりました。

  シナモン成分は、インフルエンザの予防効果の可能性があるようです。


  シナモンは世界で最も古くから使われていた香辛料の一つのようです。さまざまな料理やお菓子など
  に使われおり、日本では京都の銘菓「八つ橋」の香りといえば、あれもそうかと思われる方も多いので
  はないでしょうか。海外発のものでは、アップルパイなどが有名です。


  一般にはシナモンとして知られていますが、生薬では「桂皮」というものです。

  中国では、昔から薬用として用いられ、多くの漢方処方に配合されています。薬効は、免疫力の回復、
  胃腸機能の調整、血液循環の改善などの作用があります。そして、強壮・強精薬としても効果があり
  ます。

  また、シナモンで紹介されている用法では、コレステロール降下やダイエット、鎮痛などを期待して使用
  されています。
  さらに、酸化防止剤や抗菌剤の働きもあり、細菌増殖を遅らせる作用もありますが、この作用がインフル
  エンザの予防につながるのかもしれません。


  今回開発されたマスクの仕組みは、シナモンから抽出した成分をシートに染み込ませ、そのシートを鼻
  や口と接する部分に挟み込むようです。

  ただ最近の研究で、シナモンは過剰摂取の危険性が指摘されており、シナモンの香り成分の一つである
  クマリンという物質が過剰になると、肝障害が誘発されることが分かってきています。

  通常の料理などで使われるシナモンの量は少ないため心配はないということですが、シナモンを含む
  サプリメントには注意が必要なようです。

  このマスクは、人体に適切なシナモンの吸引量を計算し、試作を繰り返して完成させたもので、今後は
  着用後のアレルギーなどの副作用に関する詳細なデータを収集していくそうです。 

                 20153518557.png

男性の多いオフィスは・・・

  最近は、スーパーや飲食店、宿泊施設でも出入口にアルコール消毒液を設置しているところが多く、
  定着しています。
  それだけ、細菌やウイルスに対しての意識が社会で高まったのだと思います。

  ただし、消毒に対する意識は、どちらかというと男性よりも女性の方が高い気がします。
 

  女性へのアンケート調査でも、調査対象者の約80%の女性が「自分はキレイ好きである」と回答しており、
  「自分は清潔感がある」というアンケートでも、約83%の女性が「清潔感がある」と回答した調査結果が
  あるように、総じて女性は清潔に敏感であることが伺えます。


  そんな調査結果を裏付ける研究がされておりました。


  アメリカで調査された研究結果で、女性が多いオフィスより男性が多いオフィスの方が、圧倒的に多くの
  細菌がいることが分かりました。

  調査を行ったのは、アメリカサンディエゴ州立大学の研究者で、調査対象は全米の90箇所のオフィスで、
  男性が多いところ、女性が多いところなど様々です。

  そこで採取した細菌を調査した結果、500種類以上の細菌が確認され、そのほとんどが人の肌や鼻、耳、
  腸に存在する細菌でした。他にも衣服や靴かを介して外部より持ち込まれたものもあったようです。

  また、もっとも細菌に汚染されていたのはイスと電話で、デスクトップやキーボードよりも汚染率
  
高かった
ようです。


  この調査を指揮したスコットケリー博士は次のように発表しています。

    「男性が多いオフィスほど汚染されていることが判りました。」
    「これは衛生面の気の使い方によって、オフィス内の汚染状況に違いが表れています。」
    「女性に比べ、一般的に男性の方が頻繁に手洗いや歯磨きをせず、だらしない性質だといわれおり、
      今回のような調査結果になったのも、男性の方が女性より衛生面に気を使わないことが原因だと
      考えられます。」


  実際に、駅のトイレでも用を足した後、手を洗わずに出て行く男性を良く見かけます。

  人間には常在菌が必要で、病気から私たちを守ってくれていますが、必要のない細菌は寄せ付けたくない
  ですね。
  周りの人たちのために気をつけましょう。

     2015227171243.pngのサムネイル画像

季節限定配合の1,8-シネオール

  当社の電話消毒薬には、花粉症の季節に1,8-シネオールを配合しております。

  使用している1,8-シネオールは、ユーカリの精油に含まれる芳香成分の一つで、花粉症の症状を
  和らげる効果があるとされております。


  人にはもともと体を守る免疫機能がありますが、この機能が働きすぎて花粉症を発症します。
  本来は無害であるはずの花粉を、体に悪い異物と判断することで、くしゃみや鼻水で体の外に出す
  よう体へ命令を下します。本来体を守るための機能がアレルギー症状に変わってしまうのです。


  この免疫細胞の働きを整える作用が期待でき、また粘膜の炎症を抑える働が、1,8-シネオール
  にあるとされています。

  さらに、タンを切るのに優れた作用があり、咳やぜん息、鼻づまりに効果を示し、花粉症の症状を和ら
  げるのに役立つということです。
  その他、細菌やウイルスの増殖を抑制したり、感染症予防の働もあるようです。


  1,8-シネオールを主成分とするユーカリ油は、日本薬局方に収載されている医薬品です。
  局方第一版から収載され、また世界の多くの国々でも医薬品として認められています。

  但し、1,8-シネオールの含有量が70%以上であることが規定されているようです。


  ユーカリには殺菌、刺激、消炎作用があり、外傷、神経痛、筋肉疲労、炎症などへクリーム等に配合
  されて用いられます。その他に、防腐、殺菌、駆風、駆虫剤にも用いられます。


  もともとユーカリ油は、オーストラリアの原住民が家庭薬として愛用していたもので、アポリジニの伝統
  的な伝染病、熱病の治療薬や、風邪、神経痛、筋肉痛等の万能薬として用いられていたようです。

  
  こんなに優れもののユーカリ油の主成分1,8-シネオールを、電話消毒薬で手軽に実感してみませんか。

  今は花粉症です。1,8-シネオールの心地よい香りが症状を和らげます。

            2015220153158.pngのサムネイル画像

今は花粉です

  今年は早いところでは2月上旬より花粉がすでに飛び始めているようです。

  飛散量は、全国平均で平年の1割増、昨年より5割多いと予測されています。
  最も飛散量が多い予測は、関東と東海地方となっており、東京都は昨年の2倍という予測です。

  花粉症は、5人に1人が何らかの症状に悩まされているといい、国民病になっています。


  その花粉症治療には、薬や手術による対症療法や根治療法などがありますが、当社では、花粉症対策
  に鼻うがいを推奨しています。

  鼻うがいは、コップ等に食塩をぬるま湯で溶かして、その食塩水を鼻から吸い込んで口から出すだけです。

  鼻の中にこの食塩水を通すことで、鼻の粘膜に付いた花粉やウイルス、細菌、ハウスダストなどを洗い
  流すことができ、詰まった鼻水も洗い流すことができます。
  鼻が痛そうと思われるかもしれませんが、ポイントさえ踏まえれば痛くありません。

  そのポイントは、ぬるま湯の温度を38~42度ぐらいにして、0.9%の塩分濃度(生理用食塩水と同じ
  濃度であり、体液と同じ浸透圧)で液を作ることです。慣れてくれば、多少の痛みは気になりません。

  すぐに慣れますし、やってみるととてもスッキリして気持ちがいいものです。


  欧米では鼻洗浄はすでに普及しているようですが、日本で注目されるようになったのはここ5年ぐらいだ
  そうです。
  当社の社長は、40年ぐらい前にラジオで聞き知り、花粉症(昔は花粉症という名称はなかったようです)
  を克服したそうです。

 

  鼻うがいは風邪予防にも効果があります。医療にかかる前に鼻うがいを試してみてはいかがでしょうか。


  電話消毒薬は、花粉症の軽減効果があるといわれております1,8シネオールを季節限定
  で配合しております。

              2015212153057.pngのサムネイル画像

日本は結核の中まん延国

  結核は、かつては不治の病と恐れられ、患者の死亡率が高かったのですが、現在は薬によって治るよう
  になりました。

  ただ、今でも毎年2万人以上の新しい患者が発生し、年間2千人以上が亡くなっており、結核は古くて新
  しい病気といわれております。


  厚生労働省によると、2013年に新しく結核を発病した人は2万495人で、その中で2,084人の人が亡
  くなっています。
  日本の人口10万人あたりの罹患率は16.1人で、他の先進国と比較すると、アメリカの約5倍、カナダ
  やドイツと比較しても約3倍も罹患率が高い状況です。

  世界保健機関(WHO)の分類では、日本は中まん延国に該当します。


  結核は結核菌という細菌が体の中に入り、増えることによって起こる病気です。
  日本では、約8割が肺結核です。結核菌が肺の中で増えて炎症が起こり、その後肺組織が破壊されて
  いき、呼吸困難になります。


  感染経路は、結核を発病している人が咳やくしゃみをすることで、空気中に菌の混ざったしぶきが 飛び
  散り、その菌を周りの人が直接吸い込むことによって感染します。

  ただし、吸い込まれた結核菌の大半は、鼻、のど、気管支などに付着し、体外に排出されるため感染し
  ませんが、肺の一番奥まで侵入すると感染します。

  また結核に感染しても必ず発病するわけではなく、通常は免疫力が結核菌を死滅させたり、封じ込め
  たりして冬眠状態となり、一生発病しない場合も多いようです。
  感染だけの状態では、周囲の人にうつす心配はないといわれています。

  しかし、免疫力の弱い人は、半年から2年の内に発病することが多いとされています。
  また免疫力が弱まり、冬眠状態であった結核菌が再び活動し始め、増殖が抑えきれなくなると発病し
  てしまいます。
  発病すると、他の人にうつす可能性が高くなります。


  結核は風邪の症状に似ているため、受診が遅れる傾向があります。症状をよく見極めて、早期
  受診
を心掛けましょう。 

                  201525151647.png

マスクもデザインや機能性で選ぶ

  今年に入って再びインフルエンザ患者数が増加傾向にあり、それに伴ってマスクの売り上げが伸びて
  いるようです。
  予防意識の高まりを感じます。


  今は、従来からの白色の不織布マスクに加え、多彩なマスクが登場しています。
  これらのマスクは従来のものより価格が高いのですが売れ行きは良いようです。

   高機能マスク
      0.1μm対応の超細密フィルターを使用。細菌は約1.0μm、ウイルスは約0.1μmですので、マスク
      を通して侵入しないと謳われています。さらに0.075μm対応の超高密度フィルター採用のマスクも
      あります。
      ちなみに、花粉は約30μm、PM2.5は2.5μm以下です。


   メイクが落ちにくいマスク
      マスクの内側に特殊な加工がされており、ファンデーションがつきにくく、口元に辺りに空間ができる
      立体構造で、口紅もつきにくいようです。


   香るマスク
      マスクの内側に香りマイクロカプセルが閉じ込めてあり、付けている間心地の良いの香りに包まれ
      るようです。


   おしゃれなマスク
      マスクの外側にデザインが描かれているものや、色付きのものがあります。オーストラリアから
      ブランド『テックマスク』が日本上陸。 “デザインで楽しむマスク” がコンセプトです。


   のどを潤すマスク
      マスクの中の保水体に保水液を充填して、口元空間の乾燥を防ぎます。


  また、マスクにスプレーしてウイルスや菌、花粉の付着を防ぐ商品もあります。

  マスクもデザインや機能性で選ぶ時代になるのかもしれませんね。


  予防には、手洗いとマスク  オフィスには、電話しょうどくです。 

 

インフルエンザ患者数 また増加

  厚生労働省は、2015年1月5日から2015年1月11日の1週間のインフルエンザの発生状況を公表しました。


  この1週間にインフルエンザで受診した患者数は、前週の約139万人から約206万人に増え、前週に
  鈍化した伸び率が、再び急増しているようです。


  厚生労働省は、全国の医療機関においてインフルエンザの定点観測をしており、この結果をもとに患者
  数を推計しています。

  この定点観測による1定点当たりの患者数は、前週21.46人で一旦減少したものの、この週では33.28
  人となり増加したようです。

  今回最も流行した都道府県は宮崎県であり、1定点当たり76.42人となっております。前週は25.49人
  でしたので、約3倍増加したことになります。
  続いて多い都道府県は、前週最も多かった沖縄県で、引き続き流行しております。その後に熊本県、福
  岡県、長崎県、佐賀県、大分県、静岡県、愛知県と続いており、さらに九州地区が集中しているようです。

  42都府県で前週の報告数より増加がみられ、5道県で減少がみられました。


  保健所単位では、警報レベルを超えているのは339箇所で、注意報レベルを超えているのは208箇所
  となっています。

  年齢別では、引き続き20代が一番多く約30万人、その後30代が約28万人、40代が約26万人の順
  となっています。0から4歳児、5から9歳児でも、それぞれ約20万人に上るようです。

  2014年9月からの累計の推計受診者数は、約624万人となっております。


  今後も拡大傾向が続くと思われます。
  引き続き予防対策をしっかり行いましょう。

  

年末年始のインフルエンザ患者数 約139万人

  厚生労働省は、2014年12月29日から2015年1月4日の間のインフルエンザの発生状況を公表しました。


  定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関を、この1週間にインフルエンザ
  で受診した患者数は、推定139万人になるようです。

  前週よりも約1万人増加していますが、倍増ペースで増えていた伸び率は鈍化しており、1定点当たり
  の患者数は、前週の26.63人から21.46人に減少しました。


  この1週間で定点当たりの患者数が最も多かった都道府県は、沖縄県となっており、前週より倍増して
  おります。

  続いて多い都道府県は、福岡県、滋賀県、岐阜県、秋田県、香川県、岩手県、長崎県、大分県、福島県、
  愛知県の順となっており、九州地区が目立ちます。

  24県で前週の報告数より増加がみられ、23都道府県で減少となっております。


  保健所単位で出され、インフルエンザ流行レベルを表す「警報」、「注意報」の発生状況は、警報レベル
  を超えているのは192箇所で、注意報レベルを超えているのは183箇所となっているようです。


  年齢別では、20代が一番多く約25万人、次いで30代が約21万人、40代が約19万人となっており、
  20代から40代の患者数が他の年代のおよそ倍となっております。

  2014年9月からの累計の推計受診者数は、約418万人となっております。

 

  感染拡大はいったん鈍化しておりますが、会社や学校が始まっていますので、増加する可能性が
  大きくあります。

  ☆感染予防をしっかり行いましょう。 ☆

 

年末年始休業のお知らせ

  いつも有難うございます。

  誠に勝手ながら、2014年12月27日(土)から2015年1月4日(日)まで、年末年始休業とさせて
  いただきます。
  1月5日(月)から平常どおり営業致します。

  ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

感染症の感染経路---経口感染

  感染症の主な感染経路には、接触感染、経口感染、飛沫感染、空気感染があります。

  この時季に流行するノロウイルスなどの感染症胃腸炎のほとんどが、「経口感染」によるとされて
  います。

  経口感染は、病原微生物によって汚染された水や食品を口に入れて感染したり、感染源となる人
  の排便処理の後の手洗いの不備などで、食品が汚染されたり、物が汚染されたりして、その食品
  や物から感染をすることもあります。そういった意味で、接触感染の中で扱われる場合もあります。

  経口感染の可能性がある病原体は、ロタウイルス、ノロウイルス、腸管出血性大腸菌(O-157)、
  赤痢菌、サルモネラ属菌などが代表的なものです。

  ただし、ロタウイルスや、ノロウイルス、O-157などは、接触感染や飛沫感染でも感染します。


  経口感染の予防は、まず「手洗い」です。

  病原微生物は皮膚表面にくっついているだけですので、これを手洗いで落とすことで、
  経口感染の 経路を断つことができます。

  手洗いでは、病原性微生物の数をまったく無くすことはできませんが、量を減らすことで体内に入る
  量を減らして、発症の可能性を抑えます。


  家庭では経口感染が多くなりますので、外出から帰宅した際は必ず、またこまめに手洗いをしましょう。 


 

ページ上部へ